デジタル庁は2024年3月26日、年金事務所を装って「年金手続の期限が近いのでマイナポータル(実証ベータ版)から手続してください」等と案内してくる電話が確認されているとして注意を呼びかけました。
今回の事例では、年金事務所を装い「年金手続の期限が近いのでマイナポータル(実証ベータ版)から手続してください」といった電話がかかってきます。
この電話に指示に従うと、偽の年金機構のマイナポータルのWebサイトへアクセスを促されます。
しかし、誘導先はマイナポータルを装った偽サイトになっており、そこからマイナポータルの偽アプリをダウンロードさせられるという事例です。
このようなサイト上で個人情報などを入力したり、アプリをダウンロードすると、個人情報流出やウイルス感染の被害にあう可能性があります。
かかってきた電話が、少しでも怪しいと感じた場合は、電話の指示に従わず切りましょう。
またマイナポータルにアクセスする場合は、「https://myna.go.jp/」を利用してください。(GoogleやYahoo!などの検索エンジンや、事前に登録済みのブックマークからアクセスすると安全です。)
スマホ版のマイナポータルアプリは、iOSであればApp Store、AndroidであればGoogle Playからダウンロードできます。
各ストア以外からマイナポータルアプリのダウンロード、インストールをしないようにしましょう。
偽サイトにだまされてしまったときの事後対処
偽サイトにだまされたことが疑われる場合の対処法について、3つの事例別に紹介します。
不審なメールやSMSを受信した・開いてしまったとき
不審なメールやSMSを受信した、もしくは開いただけでは、被害につながる可能性は高くありません。ただし、HTMLメール※の場合には開いただけで不正なプログラムが実行されてしまうケースが存在するため、不審なメールやメッセージは開かないようにしましょう。
※HTMLメール=メール内への画像や動画の挿入や、文字のフォントや色など自由に調節することが可能なメール
偽サイトを開いてしまったとき
偽サイトを開いただけでは、個人情報や金銭が盗まれることはありません。
しかし、クレジットカードの番号や暗証番号などの金銭に関わる情報や個人情報などを入力してしまうと、これらが盗まれる危険性があるため、あやしいサイトを開いてしまった場合は、何もせずサイトを閉じましょう。
偽サイトにカード情報やアカウント情報などを入力してしまったとき
偽サイトにクレジットカード情報やアカウント情報などを入力してしまった場合は、入力した情報別に適切な事後対処が必要です。
以下の記事を参考に適切な対処を行ってください。
偽サイトかどうかを確認する方法
偽サイトは本物のサイトのロゴやレイアウトをコピーして作られることが多く、本物かどうかを見分けることは非常に困難です。
もし記載されているURLが怪しいと感じたら、セキュリティ対策ツールでSMSやメールに記載されているURLの安全性を確認することを検討してください。
トレンドマイクロは無料のセキュリティ対策ツールウイルスバスター チェック!を提供しており、LINEのトーク画面でWebサイトの安全性やメールアドレスの流出を確認できます。
ウイルスバスター チェック!(無料)
偽サイトへのアクセスを未然にブロックしたい場合
【スマートフォン向けのセキュリティ対策アプリのご紹介】
ウイルスバスター モバイル(iOS/iPad OS/Android)は、AI技術でさらに進化した「Web脅威対策機能」で危険なWebサイトへのアクセスをブロックし、ネット詐欺の被害を未然に防ぎます。
また「不正アプリ対策」によって、人気アプリや有名企業を装った不正アプリのインストールを防ぎます。※「不正アプリ対策」はAndroid版でご利用いただけます。
[主な機能]※全ての機能一覧はこちら
①Web脅威対策
②不正アプリ対策(Androidのみ)
③SMSスキャン
ウイルスバスター モバイル(iOS/iPadOS/Android)無料体験版
【パソコン向けのセキュリティ対策ソフトのご紹介】
ウイルスバスター クラウド(Windows/Mac)は、AI技術でさらに進化した多層防御でウイルスなどの不正プログラムへの感染を未然に防ぎます。
さらに「Web脅威対策」によって、個人情報や金銭をだまし取る目的のネット詐欺サイト(偽サイト・詐欺サイト)へのアクセスをブロックします。
ウイルスバスター クラウドは⽇本の個人ユーザを狙ったネット詐欺サイト*でのブロックテストにおいて97%をブロックし、テスト対象の5製品においてブロック率1位を獲得しています。
*検体のカテゴリーとその最低限の数量をトレンドマイクロで設定。
※出典:Flatt Security によるセキュリティ製品(Windows 11)の性能検証 (2021年12⽉)
⽇本市場における Windows 版セキュリティ製品をそれぞれ別の Windows 11 端末にインストール。⽇本向けのネット詐欺サイトについて、優先度ごとに定めたカテゴリーとその最低限の数量に基づき、テスト時に有効な521サイトを2021年12⽉3⽇〜2021年12⽉9⽇に抽出し、テスト対象5社の製品でのブロック数を集計。ブロックされたサイトを全サンプル数で除して検出率を算出。
【主な機能】※全ての機能一覧はこちら
・ウイルス対策
・ネット詐欺対策
・プライバシー保護
・保護者による使用制限 など
ウイルスバスタークラウド(Windows/Mac)無料体験版
【参考情報】
デジタル庁|【注意喚起】年金事務所を騙り、マイナポータルの偽サイト・偽アプリへの誘導される事案について
X(旧Twitter)|IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)
同じカテゴリの人気記事
無料体験版のご紹介
パソコンやスマホのセキュリティ対策が気になるときは・・・
まずは30日間、無料体験してみませんか?
スマホ・タブレットをお使いのお客さま
(Android/iOS/iPadOS)
パソコンをお使いのお客さま
(Windows/MacOS)
- ※無料体験版をご利用の際は、クレジットカードの登録不要!
- ※30日無料体験版は、無料体験期間終了後、自動で有償版に切り替わることはございません。
- ※Windows版とMac版ではご利用いただける機能が異なります。詳しくは機能一覧をご覧ください。
- TREND MICRO、およびウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
- 「Android」、「Google Play」はGoogle LLCの商標です。
- 「iOS」、「iPadOS」、「MacOS」、「App Store」はApple inc. の商標です。
- 「Microsoft」はMicrosoft Corporation の商標です。