
特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺は急増・深刻化しており、令和7年10月末時点で被害は前年を大きく上回っています。
国際電話を悪用した特殊詐欺やSNS発の投資詐欺が目立つ中、警察庁の最新データから特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況と注意すべきポイントを簡潔にまとめます。
本記事は、警察庁が公開したレポートを基に作成しました。
出典:警察庁|令和7年10月末における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)
特殊詐欺・SNS型投資・ロマンス詐欺の最新被害状況(令和7年10月末時点)
令和7年10月末時点での特殊詐欺・SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の認知件数は22,657件、被害総額は約1,096.7億円でした。
各詐欺の被害状況と最近の傾向は以下の通りです。
詳細は以降の見出しで解説します。
特殊詐欺の被害状況
まずは、特殊詐欺の被害状況と手口の特徴を紹介します。
特殊詐欺の認知・検挙状況
認知件数・被害額ともに大幅に増加しています。
被害額は1,096.7億円と、前年同期比124.4%増であることがわかりました。
中でも、オレオレ詐欺の増加率が最大で、件数・被害額ともに前年比140%を超えています。
ニセ警察詐欺の特徴
特殊詐欺の年間被害額のうち、約68%(748.6億円)が詐欺師が警察官を装う「ニセ警察詐欺」によるものでした。
ニセ警察詐欺では電話が使われることが多く、実際に被害件数のうち約67.5%が最初の連絡手段が電話であることがわかっています。
携帯電話・固定電話別の被害者の特徴
携帯電話と固定電話では、被害にあう世代の傾向が異なります。
携帯電話での被害は全世代に分散している一方で、固定電話での被害は高齢者への被害が大部分を占めています。
具体的には、固定電話での被害の80.5%が60代以上の高齢者でした。
国際電話番号を利用する詐欺が急増
詐欺電話において国際電話番号の使用が増えており、実際に犯行に使われた国際電話番号の件数は79,477件に上り、前年同期比127.4%も増えていました。
普段国際電話を利用する頻度が少なければ、国際電話を受信をしないように設定することを検討しましょう。
SNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況
SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は年々深刻化しています。
詳しい被害状況を紹介します。
SNS型投資詐欺の認知・検挙状況(令和7年10月)
SNS型投資詐欺は認知件数7,243件、被害額945.2億円と、特に令和7年7月以降急増しています。
詐欺グループは、まずInstagramの偽アカウントやYouTube広告を悪用して被害者に接触し、その後LINEの投資グループへ誘導する手口を用います。

SNS型ロマンス詐欺の認知・検挙状況(令和7年10月)
ロマンス詐欺は認知件数4,506件、被害額425.6億円でした。
前年同期と比較すると件数、被害額ともに約1.3倍にも上っています。
初期接触の最多はマッチングアプリ(32.9%)です。
被害金送金手段の傾向(令和7年10月)
被害者が詐欺師に送金をする際は、インターネットバンキングがよく使われます。
実に被害額の76.6%にあたる737.9億円を占めていました。
詐欺被害にあわないための対策
詐欺被害にあわないために、以下の対策を参考にしましょう。
特殊詐欺への対策
前述の通り、特殊詐欺の犯行には国際電話が多く利用されているため、国際電話の受信を防ぐ対策が必要です。
以下でのような国際番号の着信拒否が受信防止策として有効です。
SNS型投資詐欺への対策
SNS型投資詐欺は、著名人の写真を無断で使用した広告や、「必ず儲かる」などの甘い言葉であなたに近づいてきます。
メッセージの発信者がたとえ著名人であっても不用意に信用せず、公式マークの有無やアカウントIDの類似点などを入念に確認しましょう。
SNS型ロマンス詐欺への対策
アプリ内で知り合った相手から親密になった後に、儲け話への誘いや金銭の要求があったときは詐欺を疑いましょう。(詐欺師の手口の詳細な解説はこちら)
詐欺への対策は日頃から
警察庁のデータが示すように、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害は年々深刻化しています。
本記事で紹介した対策を日頃から行い、詐欺の被害から身を守りましょう。
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